blog

タイ駐在員の奥さん(駐妻)はビジネス(起業)すれば良いのにという話

駐在員の妻という立場から、働きたくても働けず、暇を持て余している駐在の奥様方は多いと感じています。
能力は高いのに、正直もったいない。

彼女たちに足りないのは、能力では全然ありません。
能力は十分すぎるほどありますし、僕が同じ能力だったら100%ビジネスを始めるレベルです。

正直、個人でビジネスを始めるのって、能力全然いりません笑

やっていくうちに身につけていくものだから。
逆にいうと、日本に帰国したときのために資格とかを頑張っているとか時間の無駄すぎ。

そもそも、資格で取れるレベルの知識とか、ネットで無料で取れる情報と同じレベル。
固定化された知識は、他の人と同じなので差にならない。
だから、本当に差がつくのはその瞬間に対応できる、鮮度のいい知識。

将来役に立つかも分からない資格のためにお金を払うなんて、お金も時間も無駄です。

駐妻の枠組みから抜け出す

実をいうと、僕の指導している方(クライアント)の中に駐在員の奥様もいます。
もちろん彼女たちの情報を外部に漏らすことはしませんが。

そういう人は、典型的な日本人コミュニティの中にはいません。
だからタイプも全然違う。

タイには日本人による「日本村」のようなコミュニティがあって、日本人の良いところも悪いところも出ているところです。

僕は何回か参加したことはありますが、情報感度の低さや、行動の遅さなどから合わないと感じ、今後みずから参加することはないでしょう。

駐在の奥さんたちで、こっそり起業をしている人は、現地の日本人コミュニティに絡まないのが正解です。
ほぼ確実に足を引っ張られます。

そもそもビジネスを作るときは、こっそり作った方がいいんです。
なぜなら、ビジネスを知れば知るほど、いかに人間心理をコントロールするかといった、エグいことをしていくからです。

具体的に話せることは限られます。
そもそも不特定多数に話したくないし。

たとえば、僕が得意としてきたマーケティングを突き詰めると、心理誘導であり、洗脳です。
だからビジネスを組み立てるとき、マーケティングをしているというと、「ターゲットにいかに買う気を起こさせるか?」というのを心理誘導していくことです。

さらに突き詰めると、自分で誰かをコントロールしてやろうという態度は、むしろ効果を弱めるので自分の心の持ちようの話になるのですが。

少なくとも、ビジネスの核になる部分は、起業したい仲良しコミュニティの人たちに言っても理解できないですし、勘違いされたり情報を悪用される可能性があるので出すメリットが全然ない。

いつまでも家庭に縛られた人生を送りますか?

僕は今、割と生々しいことを書いていると思います。
それは、全員に理解してもらおうと思っていないから。

100人のうち、1人2人でも心に響く人がいればいいなというくらいです。
もちろんゼロでもかまいません。

ネットで調べても無難な記事や動画ばっかで本当に欲しい情報はほぼない。

駐在の奥さんという立場は、多少の不自由を我慢すれば、生活に困らずに生きていくことはできるでしょう。
けれど、あなたの人生を考えたとき、それで本当に幸せなのでしょうか?

自分の人生が終わるとき、後悔なく生きてこれたと思いますか?
「もし〇〇だったら」なんて、タラレバ吐かないですよね?

駐在のママさんたちで、何か人生を変えていきたいと思っている人たちに決定的に足りないものは、考え方だけです。
駐妻という枠組みのなかでしか人生がないと思い込み、枠の外側の存在を知らないでいる。

まるで監獄の中の囚人のよう。
制限だらけの人生を生きているにも関わらず、制限に気づいていない。
だから、今の駐妻の縛りの中でできることとして資格とか習い事とかに走るんです。

起業とは実はめちゃくちゃ簡単

起業とかアントレプレナー(起業家精神)とかカッコいいこと言っていますが、現実は地味ですよ。
タイのストリートフードの屋台とか見てください。
彼らはおそらく、お店の前を貸してもらうか、勝手に場所を占拠してモノを売っています笑

僕は起業というのはこういうレベルを指します。
つまり「アントレ」「ベンチャー」とかいうカッコいいものではなく、
タイ人がいっている
「カーイコン(モノを売る)」でいいんです。

カッコよく見えたり、華のあるビジネスのほうがむしろ利益が出にくかったりします。

起業するときに投資家から出資してもらわないといけないなんて論外です。
個人で小さく始めればいいし、いいビジネスの基準は単純。

なるべく早く売上が上がり、利益が残るもの。

だから、何か習い事を教えたり、手作り品を売ったりなんでも起業です。

そういえば、母親が自宅でピアノの先生をしていたのも実は起業だったんだと今更思う笑

今の時代のビジネスはなんでもあり

女性の感性を生かせるビジネスなんていくらでもあります。
個人でビジネスをやるなら、男性よりも女性のほうが有利な面も多いです。

最も大きいのは、女性のほうが買い物好きだということ。
彼女の友人で自宅でアロマキャンドルを作っている人がいるんですが、かなり売れているそうです。
僕からいうと、そもそもアロマキャンドルを買いたい人がいることが理解できないんです笑

ちょっとズレたかもしれませんが、女性のほうがニーズが細かくて、自分の生活を豊かにするためにお金を払うんです。
僕の感覚だと、男性はもっと範囲が狭い。
極端にいうと「性欲」に集約される笑

なぜ筋トレするのか?
なぜお金を稼ぐのか?
なぜファッションを磨くのか?
なぜ高級車を買うのか?

なぜならモテたいから、いい女とヤりたいから。
ちなみに、性欲を軸にしてビジネスをすると品がなくなるので、実際はもっとオブラートに包みますが笑

ただ、本音を理解しながら、建前を用意してあげるのが大事ということです。
「楽して痩せたい」も同じ笑

ビジネスはクローズドな場で学ぶ

ちょっとハードル高いかもしれないけど、ビジネスをやるときはクローズドな場を見つけます。
クローズドな場というのは、多くの人の目に留まるような大衆向けのところではなく、少数精鋭で学べるところです。

繰り返しになりますが、誰でもオッケーなコミュニティで、ビジネスの核になるところなんて誰も話しません。
むしろ表面だけ取り繕った、見掛け倒しで実務に全く役に立たない情報ばかりです。

そんな嘘の情報を馬鹿正直に信じて、実践しようとしても成果がでるわけがない。
そのノウハウ5年前くらいに内輪で流行っていたやつですよ。
なんてなりかねません。

時間の感覚も今回は話しませんが、情報を判断するタイミングが全然違うんです。
多くの人は、教科書のように正しいやり方を学ぼうとするんですが、第一線でビジネスをしている人は、仮説をもとにビジネスを組み立てます。

つまり、今出回っている知識はすでに周りが持っているから差にならない、そしたら次何を起こすか?何が起きる可能性が高いか?
などを想定して動いていきます。

仮説ベースだから、正解はそもそもないし、外れることも多い。
公の場で話すことができないんです。
根拠もないし、もちろん自分の中にはある程度の見込みはあるんですが、それを知らない人に一から説明する筋合いはない。

仮説をドヤ顔で話して、外れたときに文句いうやつもいるかもしれない。
だから、公の場でコアなビジネスの話をするメリットがないんです。

だから、駐在ママの自立をサポートしますよ、資格とりましょうとか大衆の耳に優しい言葉のものはほぼ役に立ちません。

僕がサポートするのは、現状の枠からどうにかして抜け出したい、そのためには手段を選ばない、という勇気を持った人です。
そういう人と話すのは楽しいし、支援しがいがあるので、興味があればご連絡ください。