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【初心者必見】ウェブマーケティングの基本は単純!魔法でもなんでもない

ウェブマーケティングの基本的なテクニックは2020年ごろには全て出尽くした感があります。

世界のトップですら、マーケティングに手詰まり感が出ており、オーディエンスファーストは当たりまえ。
そこから何をするのかって話で、結局メディアのリスク管理や、ビジョンを持って道なき道を進めみたいな話になっていました。

つまり、マーケティングの勝負はマーケティングの外側の活動で決まる時代なんです。
ということは、ウェブマーケティングは一通りできていて当たりまえ。
そこから何をするかがスタートラインです。

だから今もウェブマーケティングの基礎を知らないでビジネスしている人はヤバいと思ってください。
これまではネットを活用しなくても、ビジネスを回してこれていましたが、今後はますますネット上での情報発信の比率が上がってきています。

ネットに存在しないということは、ビジネスが存在していないと同じになりました。

ウェブマーケティングとは?

ウェブマーケティングとは、ネットを通じて集客を行い、売上を上げていく仕組みを作ることです。
基本的な流れは「集客→教育→販売」。
最近は「いかにオーディエンスを集めるか」「いかにオーディエンスから収益化するか?」の2点くらいしか考えていません。

ネットでマーケティングするというと、Facebookページやったり、ウェブ広告したり、ウェブサイト作ったりなど枝葉の施策をしようとする人が多いのですが、本当に大切なのは集客から販売までの流れを設計すること。
導線が整えられるのなら、やり方はなんでもかまいません。

僕がウェブマーケティングを仕掛けるときは、やり方は状況による。
何をクライアントに指導するかも、その人のビジネスや性格に合わせて提案していきます。

正解はなくて、本人が強く確信が持てるやり方が正解だからです。

たとえば、僕が最近携わっているブランド時計の販売だと、Googleショッピング広告を中心に運営しています。
理由はブランド商品は本物であれば、品質は全て同じ、だから最安値が取れたら売れると見たからです。
もちろん、信頼できる販売元であるという見せ方は必要です。

・本物で最安値のブランド商品
・販売元が信用できる

となれば、広告で商品を流せば売れるはず。
やってみた結果、広告出稿して2、3日で初売上が上がり、初月も広告費を差し引いて利益プラスで着地。
あとは徐々に最適化をかけていこうかと考えているところです。

一方で、広告をかけずに地道に伸ばしているビジネスもあります。
その場合は、軌道に乗るまでに時間はかかりますが、他社が真似できないので長期で安定して収益を生み出すビジネスに育つ可能性がありそうです。

このように、僕の個人的なビジネスでも複数ありますし、手法もさまざまなです。
全てがうまくいくということはなくて、ひとまず種を撒いてみて、伸びてきたものに力を入れていきます。

僕のマーケティングの師匠が言っていたことに、「マーケティングは市場選定と投資判断」ともはやマーケティングの次元じゃないことを言っていましたが笑
まさに練度の高いマーケターにとっては、マーケティングはできて当たり前で、各ビジネスを投資案件のように扱っていくんです。

正直、どんな実力があるマーケターでも売るのが無理なプロダクトはあります。
その場合は、諦めてリソースを他に割くという判断もマーケターの仕事なんです。

その意味では、僕が毛並みの違う事業を手がけているのも、性質の違う資産を組み合わせてリスクヘッジをしているのと同じと言えます。

他人のビジネスに投資をするよりも、自分でビジネスを手がけたほうが質の高い情報をもとに判断できるので、投資のハードルも低いです。

マーケティングの基本的な流れ

マーケティングのやり方は状況次第なのですが、基本の考えは上の再生リストで説明している通りです。
まずは売れるプロダクトか判断。
そして集客、教育、販売のどこでつまづいているのかを分析してマーケ施策を打っていきます。

あくまで仮説なので、やってみないと正解はわかりません。
自身満々にコピーライティングを修正してみたけれど、逆に成約率が落ちるとか日常であります。

なので、修正をかけてみていい結果が出れば正解、間違っていれば元に戻す。
そして仮説を立てて繰り返すだけ。

だからマーケティングの仕事ってほとんどないんです。
確かに初動で売上が取れる導線を特定するまではしんどいところもあります。
けれど、一度流れができてしまうとあとはほぼ自動運転。
広告運用は機械学習が発達しているので、プロでも素人でも差がつきません。

逆に言うと、広告はプロに任せるべきとか今の時代にドヤ顔で言っているなら嘘つきなのでその場から立ち去りましょう。

ちなみに、多くの人が広告を売っていてもったいないと感じることは、成果測定をちゃんとやっていないこと。
ウェブサイトにアクセス流したけど、何人が広告経由で問い合わせてきたかを計測していない。

トラッキングコードを埋め込むので、若干専門的な知識は必要かもしれません。

計測できていないと、機械学習が進まないんです。
つまり、本当は問い合わせを増やしたいのに、どのユーザーが問い合わせてきたかがわからないから、広告はいつまでも無作為にウェブサイト訪問してくれる人に最適化してしまう。
ウェブサイトに来てくれるからといって問い合わせてくるわけでもないのに。

マーケティングのやり方をわかりやすく分類

ウェブマーケティングって細かく見れば色々やり方がありますが、全体がわからないのに細かな知識を入れても混乱するだけです。
シンプルに考えてください。

今の僕の考え方だと、
・初期オーディエンスの経路
・成約経路

の2つしか考えていません。
初期オーディエンスの経路とは、ビジネスを見込み客にどう知ってもらうか?です。
例えば、ブログを書くのか、Youtubeに動画をアップするのか、Facebookページを運営するのかなど、まずはコンテンツを見てもらえる人を集めることを考えます。

ネット上のコンテンツが飽和した今は、いいコンテンツ以前に「そもそも見てもらわないと意味がない」という状況です。
だから、どうやって初期オーディエンスと相性のいいメディアを選ぶことが大切になります。

オーガニック(広告を使わず)にオーディエンスを集めるなら

・Facebook
・Twitter
・Instagram
・ブログ
・Youtube
・Tiktok

あたりが主流になります。
Facebookやインスタはタイの市場と相性がいいですね。
タイの日本人向けならTwitterもありかも。
ブログもジャンルによっては可能性あり。
Youtubeもジャンルによる。
Tiktokは若者向けならいいかもしれません。

広告を使うと即効性はあります。

・Facebook(Instagram)広告
・Google広告

広告を使うと検証のサイクルは早まりますが、修正の精度が求められるので上級者向け。
広告文やLP(ランディングページ)という売り込み文がヘボいと、商品が悪いのか、売れる商品なのに広告が悪くて売れないのかが分からなくなります笑

この辺りの施策を使って、オーディエンスが貯まる流れを作り、初期オーディエンスとともにプロダクトを磨いていく。
市場のニーズにあったプロダクトになってきたらベータ版としてローンチ。
プロダクトを徐々に磨いていきます。

枝葉の知識はいくらでもありますが、本質はこれだけ、シンプル。

マーケティングなんていらない

極論をいうと、今の時代マーケティングの力はあくまで補助道具。
マーケティング以前に、プロダクトの力でほぼ勝負が決まっている。

それに、マーケティングの正解が多様化してきています。
どんなやり方であれ商品が売れていく。
マーケティングとは大して考えていない人でも、Youtubeで人気の出た人が商品作って売ることもしているし。

「この人から買いたい」

というビジネスの信用を見られるようになったと感じています。
マーケティングは初動の流れを作るところと、安定して収益が上がる仕組みづくり。

そのあとは、ビジネスの自力が反映されているだけ。
リアルで売れるものはネットでも売れる。